【ライブ現地レポ】DIMENSION at ビルボードライブ大阪

DIMENSIONのニューアルバム「34」レコ発ライブ、今回は地元横浜公演の日程が合わなかったので、ビルボードライブ大阪(以下BBLO)に来てみました。

ミュージシャン。鍵盤担当しています。頻繁にライブを観に行きます。 音楽に絡めた旅をするのが好き。国内は、まもなく全県制覇。 旅行業界在籍経験あり、ホテルのことは詳しいです。 横浜在住。横浜のおすすめスポットもリリースしていきます。

ビルボードライブ大阪にて撮影

DIMENSIONのサポートドラムといえば、石川雅春さんの後は、ほぼ則竹裕之さんで来ていたのですが、今回はDezolveの山本真央樹さんということで、貴重かもしれないと、結構期待して来ました。

ビルボードライブ東京は、上階の方は、かなり上から演奏を観る感じですが、こちら大阪では、比較的フラットな階層になっていて、下図でいう「正面エリア(Dエリア)」からでも、観やすいです。

ビルボードライブ大阪公式サイトより引用

ビルボードライブ大阪 正面エリア(Dエリア)からの見え方
(すぐ前に見えるカウンターがC1エリアです)

ビルボードライブ大阪にて撮影

特に、2人体制になってから、ステージ下手から、Kb→Sax→Dr→Gt→Baの配置になりました(ドラムがセンターのような形)が、ビルボードライブは東京や横浜も含めて横に広いので、各プレーヤーがとても観やすいです。

Dエリアのカウンターは、こんなイメージです。

ビルボードライブ大阪にて撮影

正面エリアから左エリアをみると、こんな感じです。

ビルボードライブ大阪にて撮影

 

では、セットリストをご紹介したいと思います。

 

セットリスト (2024年8月15日 2部@BBLO)

① Freedom X
② Sci-Fi

オープニングに何を持ってくるのか、予想するものですが、アルバムの曲順通りに来ました。

しかも、1~2曲連続です。

アルバム「IMPRESSIONS」のツアーの時に、1~3曲目を連続で演奏したのを思い出しました!

(DVDにもなった、スイートベイジルでのライブですね。)

「Freedom X」は、アルバム通り、プログラム音源のイントロでスタートしますが、そこに増崎さんのトリッキーなアドリブが上乗せされて、ライブ感がありました。

③ Soullimits

MCを挟んで、何と、さらにアルバム通りの曲順でつながります。

増崎さんは「他人がやらないこと、楽しい事をやっていきたい」と語っていました。

④ Signal

①~③が勝田さんの曲で、④⑤が増崎さんの曲ですが、増崎さんは、MCの中で、

勝田さんの曲:スピーディーで景色が見える

増崎さんの曲:古典的/牧歌的なフュージョンスタイル

と表現していました。


⑤ Time Code

ここでようやく、アルバムの曲順から外れた選曲が出てきました。

メンバー紹介を経て、今回のライブのハイライトに映ります。

⑥ The New Wonders

増崎さんいわく、「DIMENSIONの中で一番明るい曲」とのことでしたが、確かにサビの部分がとてもポップで、オーディエンスが皆で手を大きく左右に振る仕掛けになっていて、かなりライブの佳境感が出ます。

きっと今後のライブでも定番になっていくでしょう。

アルバムバージョンでは、川口千里さんが叩いた曲ですが、山本真央樹さんにもモッテコイな曲ですね。

このスピーディーな難曲で、右手でスネアとハイハットを交互に叩きながら、左手を降る離れ業をやっていました。(Dezolveのライブでもよくやってますね。)

そのあとは、DIMENSION恒例の超定番ソングになっていきます。


⑦ Jungle Dancer

このイントロを聴くと、ライブも終盤だな・・と思えてきます。

イントロのドラムソロは山本さん独特なトリッキーな感じで最高ですね。

⑧ Tones

ライブの終盤でよく演奏される代表曲で、弾きまくってライブは終了します。

Key:友田ジュン

レコーディングにも深く関与しているようで、もうDIMENSIONの中核を支えているといっても過言ではないでしょう。

DIMENSIONの他にも青木カレンさんのサポートで回っていたり、このリーダー作でもDezolveやDIMENSIONとは違う音楽性を聴くことができます。

 

Ba:田中晋吾

Tスクエアでの演奏を観たことがないのですが、ここのところ、DIMENSIONのライブを支えてくれている代表的なプレーヤーですよね。

リーダー作が無い(?)ので、レコーディンク・ツアーメンバーとして参加している中園亜美さんの作品を紹介しておきます。

Dr:山本真央樹

DIMENSIONのバックでのプレイは、今回初めて観ましたが、難曲をものもとしないばかりか、所々遊びを入れる余裕すら感じました。

こちらのリーダー作では、ドラムプレイが文字通り炸裂します。

最後に

増崎さんは、MCで「回を増すごとに、自分たちのやりたいことが見えてきてやり甲斐がある」とMCで言っていました。

34枚もアルバムを作って、さらにそういう意気込みで居られるのは、ファンとしては心強いです。

これからも、DIMENSIONの進化に期待です!

あわせて読みたいおすすめ記事

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

気に入って頂けましたら、シェア/リポストよろしくお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました