2025年最初のDezolveのライブの模様を、セットリストともにご紹介します。
アマチュアミュージシャン。鍵盤担当しています。頻繁にライブを観に行きます。
音楽に絡めた旅をするのが好き。国内は、まもなく全県制覇。
旅行業界在籍経験あり、ホテルのことは詳しいです。
横浜在住。横浜のおすすめスポットもリリースしていきます。
Dezolve セッションについて
Dezolveのライブにはいくつかパターンが有るのですが、最近でいえば、他のアーティストとのコラボライブや、アルバムのリリースライブ等があります。
このDezolveセッションは、本厚木のライブハウス「Cabin」で年に4~5回開催されるのですが、他のライブとは異なり、予めプログラムされた音源との同期を一切使用せず、完全生演奏で行われるライブとなります。
詰め詰めで50名程度のキャパで、スタジオライブのような感覚・近距離でDezolveが観られる貴重なライブです。
セットリスト
今回のセットリストは、1部が彼らのオリジナルアルバムから、2部はメンバーで持ち寄ったカバーソングからの選曲でした。
1st
① Blue Frame (Frontiersより)
② Across the Silk Road (Frontiersより)
③ Polar Lights (Asterismより)
④ Goodnight Aldebaran (Asterismより)
⑤ Southern Cross (Asterismより)
①②は、ライブのオープンを飾るに相応しい、アップテンポの楽曲ですね。
③は、最新アルバム「Asterism」からの選曲です。先日、別記事でもご紹介した通り、Kbの友田さんが参加した24年12月28日のBlues Alley Japanで、「Dezolveの曲をDezolve以外のライブで聴く」という貴重な体験をしたのですが、今回のMCでは、その辺りの話もありました。
Polar Lightsは、オーロラの意味です。
④も、最新作からですが、Gtの北川さんのフレットレスギターをフィーチャーした曲です。
リリースライブの時にも詳しく紹介されたのですが、フレットレスのギターは基本市販されておらず、北川さんのスタッフの方(ギターのクラフトマンを目指している方)が、自作されたものです。
フレットがないため、ピッチが取りづらく、クリーンでマイルドな音を実現するために指弾き(親指一本)の必要があり、かなり難しそうです。
Aldebaranは、おうし座の中で最も明るい恒星です。
⑤も、新譜からの選曲です。
この曲は本来、ソンゴのリズムなのですが、今回は、同期なしということもあるためか、普通の16ビート(2泊/4泊にスネアが入るパターン)に変更して演奏していました。
(MCより)
この日の前日、Dezolveのメンバーで新年会があり、終わりが深夜2時半ぐらいだったらしく、皆しんどい感じでしたが、演奏はいつも通りでした。
2nd
⑥ Access Denied (Dave Weckl カバー)
⑦ No Control (南海トリオの楽曲)
⑧ Rio Frio (Metroカバー)
⑨ 雲路 (T-Square カバー)
⑩ What’s New,Mr.Jolly Joker (堀井勝美プロジェクトカバー)
2部のスタートの⑥は、Dezolveセッション初採用となる、Dave Weckl Band のカバー、Dsの山本さんの選曲と思いきや、友田さんの選曲でした。
別セッションで演奏して良かった曲を持ってきたようです。こうした生演奏にとても適した選曲ですよね。
(MCより)
友田さんは、ブルーノート東京にGretchen Parlatoのライブを観に行って、そこでMark Guilianaのドラムスに夢中になったそうです。
ドラムもやってみたいな的な話(半分以上冗談?)はしていました。
⑦の「No Control」は、北川さんが、Dsの川口千里さん、Baの水野正敏さんとトリオでやっている「南海トリオ」というユニットで演奏している曲ですが、近々アルバムをリリースすることになり、それ用にアレンジし直したものを、Dezolveで先に演奏する流れになったものでした。
普通の8分の6で、比較的同じコード進行が長く続く曲で、Dezolveを散々聴く身にとっては、最早普通に聴こえてしまうのですが、途中からソロの応酬となり、最後は凄いことになって終わります。。
アルバムが楽しみですね。
⑧は、以前からDezolveのセッションで取り上げていた曲ですが、今回久しぶりの採用でした。
北川さんが再びフレットレスに持ち換えていたので、それもあるかもしれませんね。
⑨は、お馴染みT-Square(当時はThe Square)のラストを飾る和泉宏隆さんの曲なのですが、山本さんが中学生の頃からのお気に入りの曲で「どこを切り取っても好き」という表現で絶賛していました。
⑩は、以前のDezolveセッションでも演奏された曲です。Youtubeで何とか見つけました。
Encore
⑪ Shrill Tones (Ghost-Noteカバー)
時間がかなり押していたこともあり、原曲よりかなり速いテンポで演奏され、各パートもソロも含めて凄まじい演奏でした。。
MCは、上記で一部だけ触れましたが、実はかなりの時間があり、殆どメンバー同士の雑談を一緒に聞いているようで、とてもリアルで、結果、途中休憩も含め、3時間を超えるセットとなりました。
Cabinという空間が、そうさせたような感じもしています。
曲について、メンバー個々の想いも聞け、新しい発見もあり、とても良い場だったと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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