横浜市内の大規模公園といえば、敷地面積面では三ツ沢公園や、野毛山公園等が挙げられると思いますが、地元でもあまり知られていないかもしれない、広大な芝生エリアで開放感に溢れる根岸森林公園をご紹介します。
根岸森林公園の概要
住所としては「横浜市中区」となります。
中区といえば、桜木町~関内~中華街~山下公園といった、いわゆる「みなとみらい」のあるエリアで、その一角に広大な公園があるわけです。
よく見ると、樹木の間からランドマークタワーの頭が見えます。
公園の特長としては、テニスコートや陸上のトラックといった運動施設が全くなく、その代わりに、敷地中央に広大な芝生エリアがあります。
ご覧の通り、まるでゴルフコースのような広大な芝生です。
広さは19万㎡と、東京ドーム4個分程度となります。
根岸森林公園のアクティビティ
まず、敷地内での禁止事項を確認しましょう。
ゴミ箱は設置されていません。全て持ち帰る必要があります。
まず、早朝は、犬の散歩や、ジョギング・ウォーキングをされている方が多いです。
約1300mといわれている外周トラックは、適度なアップダウンがありますが、十分な広さがありますので、ご自分のペースで走れます。
適度にベンチや木陰もあります。
10:00頃からは家族連れが訪れ、芝生で遊ぶ姿が見受けられます。
レストハウスで、ちょっとした遊具も販売しています。
最近はミニテントの持ち込みが増えてきています。
テントの仕様には制限がありますので、注意しましょう。
春には、お花見もできます。
約400本の桜、約280本の梅があり、混雑します。
根岸森林公園は、立ち入り時間に特に制限時間はありません。(駐車場も24時間)
夏場は、涼しい夜にランナーが見かけられます。(但し、照明は少なめです)
根岸森林公園へのアクセス
横浜市は、全体的にアップダウンのある街ですが、こちらの公園も丘の上に位置します。
電車
敢えて言うと、山手駅が比較的近いですが、少しわかりづらいかもづらいかもしれません。
(徒歩約13分と表示されます)
バス
のんびり行くなら、本数は少ないですが、バスもおすすめです。
横浜駅(103系統)、又は桜木町駅(21系統)から出ています。
103系統は、野毛山経由で約30分、21系統はみなとみらい経由で約20分の所要時間です。
旭台、又は滝の上が近いです。
本数は少なめです。
車
駐車場は、2か所 合計約200台分あります。
一見、最初の2時間は安いですが、上限設定がないので、のんびりし過ぎると結構いきますので、注意したほうが良いですね。
駐車場は右折入場ができません
前の道が住宅地の一本道で、Uターンが難しいため、磯子方面から向かった方が、駐車場に入りやすいです。
土日祝は、満車になりやすいです
朝10:00には、満車になっていることが多いので、要注意です。
根岸森林公園の施設とサービス
南側の駐車場から入ると、すぐにレストハウスがあります。
この中に、小さなカフェと、屋外テーブルがあります。
ドリンクや軽食がありますが、どれも安いです!
また、この棟には、限られたスペースながら、シャワー室や更衣室もあります。
近隣のレストラン
周辺は基本的には住宅地ですので、レストランやコンビニ等は殆どありません。
ただ、レストハウスからすぐ近くに、ユーミンの唄で有名なレストラン「ドルフィン」があります。
競馬場跡地
ネットで根岸森林公園を調べていると、「競馬」というキーワードと、古い建物の写真が出てくると思います。
実は、こちらは、慶応3年(1867年)に、国内初の様式競馬が開催された場所でした。
昭和18年まで続いた後は、戦後は米軍に接収され、米軍の駐車場やゴルフ場になっていたようです。
その後、昭和44年に、ゴルフ場だった場所が接収解除となり、この広大な公園になったという歴史があります。
実際に、公園の奥のエリアに、かつて存在した競馬場の観覧席が、遺跡のように残っています。
建物の周囲には有刺鉄線が張られていて、物々しい雰囲気がします。(未だ米軍の所有だからだと思います)
このエリアの入り口に注意書きがあるように、この付近は、撮影禁止になっています。
このため、当ブログでは、その部分の写真は、掲載致しません。
開放感抜群の大型公園
根岸森林公園は、施設は少ないのですが、これだけ広大な敷地の緑を守るのも大変だと思います。
ルールは守って、開放感抜群な都会のオアシスを楽しみましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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